屋根葺き替え

耐久性が大幅に向上!建物の寿命をのばすことにも貢献

「葺き替え工事」は今ある屋根材を全て撤去してしまい、新しい屋根材に入れ替えること。

全て新しいものに替えることで屋根は新築同様になり、耐久性が大幅に向上し、建物の寿命を延ばすことができます。
大掛かりな工事になるため、屋根の状態をしっかりと見極め、下地の傷みなどを補修したうえで施工にあたります。

根の種類と特徴

■ 和瓦
日本の風土にぴったり合う陶器瓦は、今でもまだまだ人気の屋根材。
50年以上という長い耐久性を持ち、火や突風にも負けない強度、塗装のメンテナンスが不要など、一度葺き替えると長期的に耐久性を守れます。

・メリット
重量感、質感、メンテナンス性(破損しても1枚単位で交換できる)、耐久性と強度が高く、和風住宅によく似合うなど。

・デメリット
金額がセメント系と金属屋根に比べると少し割高、定期的なメンテナンス、重量が重いなど。

■ 洋瓦
長方形の洋風様式の瓦です。洋風住宅で多く採用されるようになりました。
屋根材の中では単価が最も高く、耐久性も高くおよそ50年以上といわれています。
複雑なデザインの洋瓦の陰影を生かした屋根などは、ゴージャスな雰囲気もあり、贅沢なつくりになります。

・メリット
耐久性が高く、防火性や防音性にも優れ、現代的なデザインとバリエーション豊富な中から色が選べるというメリットがあります。「高級感のある雰囲気を出したい」「こだわった家にしたい」という方にオススメです。

・デメリット
他の材料と比較して価格が高いこと、比較的重いために地震に対して不利になる要因となることです。

■ 金属系
日本の屋根材として、シェアを伸ばしているのが化粧スレート。
セメントと繊維をおり混ぜ、厚さ5ミリメートル程に成型されています。
加工しやすく、とても軽量で耐震性があり、塗装でお好みの色に塗り替えることが可能です。

・メリット
屋根勾配が緩くても大丈夫なので、デザイン性が豊か、工事単価が比較的安価(品物にもよります)

・デメリット
金属製なので年数や立地の条件により、錆びたりするため、定期的なメンテナンスが必要です。
また、熱伝導率が高いので断熱性が悪いことや遮音性が低いため、雨音が気になることもあります。

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